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踏切に入らせて同僚殺害、男2人を殺人罪で起訴…直接的な行為ない事件での適用は異例

読売新聞 / 2024年12月27日 21時9分

事件現場の踏切(4日、東京都板橋区で)

 元同僚男性を踏切内に立ち入るよう仕向けて殺害したなどとして、東京地検は27日、いずれも東京都小平市にある塗装会社社員の島畑明仁(34)、野崎俊太(39)両容疑者を殺人と監禁の罪で東京地裁に起訴した。2人とともに殺人と監禁の容疑で逮捕された同社社長・佐々木学(39)、同社社員・岩出篤哉(30)両容疑者は監禁罪のみで起訴。殺人容疑については処分保留とし、捜査を続ける。

 起訴状などによると、4人は共謀して昨年12月2日、元同社社員の高野修さん(当時56歳)を板橋区内の自宅近くから車に乗せて監禁。島畑、野崎両容疑者は同3日にかけ、埼玉県戸田市の橋から川に飛び込むよう迫り、拒否した高野さんを同区内の踏切まで連行し、踏切内にとどまるよう仕向けて殺害したとされる。

 被害者の死亡に至る直接的な行為がない事件に殺人罪を適用するのは異例。地検は、日常的な暴行などで被害者を逆らえない状態にした上で、踏切内に立ち入らせた行為が殺人罪にあたると判断したとみられる。

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