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早田ひな「東京の悔しさ」晴らしたパリ五輪の銅【2024年の「顔」ビフォーアフター】

J-CASTニュース / 2024年12月28日 14時0分

早田ひな「東京の悔しさ」晴らしたパリ五輪の銅【2024年の「顔」ビフォーアフター】

パリに向けて出発する直前の早田ひな選手(2024年7月撮影)

2024年夏、日本人選手の大活躍に沸いたパリ五輪。金メダル20個をはじめ、多くの話題や感動を生む大会だった。

卓球女子の早田ひな選手は、シングルスで銅メダルを獲得した。準々決勝で左腕を負傷し、出場が危ぶまれる中で勝ち取ったメダルは、輝きを放った。

東京五輪では補欠に選ばれたが

早田選手が中学生だった2013年、卓球の全国大会に出場した当時の写真がある。今から11年前で、見事に優勝を飾った。

プレーヤーとして順調に成長し、世界の大会でシングルス、ダブルスで優勝するほどの実力をつけた。しかし2021年の東京五輪は、あと一歩のところで代表に届かなかった。補欠に選ばれたものの、プレー機会はゼロ。悔しい大会となった。

それから3年。パリ五輪へは、国内の選考レースで選考ポイントの首位を独走して出場。女子シングルスで順当に勝ち上がるも、準々決勝で左腕のけがに見舞われ、敗退。金メダルの夢はついえた。

それでも――。3位決定戦では諦めず、粘り強く戦った。そして、勝利。その瞬間、早田選手は涙を流した。日本でテレビを通じて応援した多くの人たちは、ハンデを背負いながらも銅メダルをつかみ取った姿に、拍手を惜しまなかったに違いない。

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