尖閣沖に中国海警船、接続水域での確認は年間３５３日で過去最多に…海保「冷静かつ毅然と対応」

海上保安庁

　第１１管区海上保安本部（那覇市）は２９日、沖縄県石垣市の尖閣諸島沖の接続水域内に中国海警局の船舶が確認され、今年に入り同局の船舶が接続水域で確認された日数が３５３日となり、過去最多を更新したと発表した。

　坂本誠志郎本部長は「尖閣諸島周辺海域の情勢は予断を許さない厳しい状況にあるが、引き続き我が国の領土・領海を断固として守り抜く方針の下、冷静かつ毅然（きぜん）として対応を続け、領海警備に万全を期していく」とのコメントを出した。