青い森鉄道で貨物列車が脱線、青森―八戸間で一部運転見合わせ

脱線したとみられる機関車（３０日午前９時１２分、青森市で）＝菅崚乃介撮影

　３０日午前６時２５分頃、青森県の第３セクター「青い森鉄道」の「東青森駅」（青森市）で貨物列車（１１両編成）が脱線した。けが人はいなかった。この影響で青い森鉄道は青森―八戸間の上下線で一部を除いて運転を見合わせている。

　ＪＲ貨物によると、脱線した貨物列車は２９日夜に仙台貨物ターミナル駅（仙台市）を出発して、秋田貨物駅（秋田市）に向かう予定だった。東青森駅で３両を解放するため機関車のみを８０メートルほど移動させたところ、衝撃音とともに停車し、脱線を確認したという。同社は原因を調査している。