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秋田新幹線、一夜明けて運転再開…乗客「混雑を避けた時間を選んだのが裏目に」

読売新聞 / 2024年12月30日 11時49分

秋田新幹線の運転再開を待つ利用客でごった返す改札口(30日午前10時16分、秋田駅で)

 29日夜に発生した停電の影響でJR盛岡―秋田駅間で運転を見合わせていた秋田新幹線は、下りが30日午前9時10分頃から、上りが午前10時40分頃から運転を再開した。

 JR東日本秋田支社によると、停電は29日午後10時35分頃、JR田沢湖線刺巻駅(秋田県仙北市)と奥羽線神宮寺駅(同県大仙市)の間で発生。同区間を走っていた、いずれも秋田新幹線下りの「こまち43号」(乗客約260人)、「こまち45号」(同約230人)が立ち往生した。

 こまち43号は車両の一部が鶯野駅(大仙市)に入っており、30日午前2時40分頃までにホームから乗客を降ろしてタクシーなどで近くの駅に避難させた。

 こまち45号は停車していた田沢湖駅(仙北市)から乗客全員を降ろし、午前8時10分頃から順次、希望する駅にバスで移動させた。

 こまち45号の乗客で、秋田市の実家に帰省途中だった仙台市の会社員女性(45)は、「混雑を避けた時間を選んだのが裏目に出た」と疲れた表情を浮かべた。

 JR秋田駅では始発から上り列車5本が運休・区間運休したため、運転再開後も、切符の変更手続きなどをする利用客らでごった返した。

 実家に帰省するため宮城県に向かうという秋田市の大学3年(21)は「家族との予定があるので、今日中に帰りたい」と焦った様子で窓口に並んだ。

 同支社が停電の原因を詳しく調べている。

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