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今年の漢字は「苦」「高」「耐」「忍」…長野県での調査で物価高の影響色濃く

読売新聞 / 2024年12月31日 7時19分

 2024年も苦しい1年だった――。長野経済研究所(長野市)は、長野県内の消費者を対象に行った年末の消費動向調査で、今年を表す漢字一文字として「苦」を挙げた人が最も多かったと発表した。「苦」が最多を占めるのは2年連続で、同研究所は「物価上昇による生活面への悪影響が続いていることに加え、能登半島地震で大きな被害があったことなどが背景にある」とみている。

 調査は11月下旬に県内在住の2797世帯を対象にインターネットで実施した。

 1位の「苦」は152票を獲得。2位は「高」の141票、3位が「耐」で120票、5位は「忍」で105票となっており、物価上昇の影響が強く表れる結果となった。4位には、深刻化する気候変動や、自公が過半数割れした衆院選や米大統領選の結果を受けて、114票を獲得した「変」が入った。

 今年最も印象の強かった出来事(五つまでの複数回答)としては、能登半島地震を挙げた人が2362票と圧倒的に多かった。続いて、米大リーグ・大谷翔平選手のメジャー史上初の「50本塁打、50盗塁」の達成(1384票)、令和の米騒動(841票)、県内のレギュラーガソリン価格が14週連続(調査時点)で全国最高値(833票)が続いた。

 来年の家計については、「やや悪くなる」と「悪くなる」を足した「悪化する」とした回答が44・6%で、「やや良くなる」と「良くなる」を足した「改善する」は8・7%にとどまった。「変わらない」は46・6%だった。

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