シリア新体制「選挙実施まで4年」…暫定政権を主導する旧反体制派、新憲法の起草や武装勢力の統合で
読売新聞 / 2024年12月31日 17時34分
【カイロ=田尾茂樹】シリアの暫定政権を主導する旧反体制派「シャーム解放機構」(HTS)の指導者アフマド・アッシャラア氏は、新体制での選挙の実施までに4年かかるとの見通しを明らかにした。29日に放送された中東の衛星テレビ局アル・アラビーヤのインタビューで表明した。
アッシャラア氏は選挙の実施に向け、新憲法の起草に3年程度かかる可能性があり、包括的な人口調査も必要になると説明した。軍の再編に向けて各武装勢力を統合するため、HTSを解散させる意向も改めて示した。シリア北東部を実効支配するクルド人主体の民兵組織「シリア民主軍」(SDF)が統合方針に加わっていないことを巡っては、「交渉が続いている。シリアが分断することはない」と強調した。
米国のトランプ次期政権に対しては、アサド前政権下でシリアに科されてきた制裁の早期解除を求めた。
前政権を支えたイランには、周辺国に介入してきた政策の見直しを要求した。
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