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「コミケ」で異常事態「複数のサークルに対する脅迫行為」 2日間で30万人来場も...被害届を提出

J-CASTニュース / 2024年12月31日 18時40分

「コミケ」で異常事態「複数のサークルに対する脅迫行為」 2日間で30万人来場も...被害届を提出

コミケの会場となった東京ビッグサイト

年末恒例の「コミックマーケット(コミケ)」で、物騒な事態が起きたようだ。

主催側の「コミックマーケット準備会」は2024年12月30日、東京ビッグサイトで29~30日に開催された「コミックマーケット105」において、「複数のサークルに対する脅迫行為等が発生」したとXで報告した。

「約80の国・地域から参加がありました」

コミックマーケット準備会は12月30日にXで、24年冬のコミックマーケットは2日間で各15万人、合計約30万人の来場があったと明かした。夏の開催時と比べて、合計4万人増となった。

「コスプレ登録者数は2日間を通じて1万2千人を超え、こちらもコロナ禍後の最高となりました」「海外参加者も多様化し、電子チケットの販売データや国際部の対応ログベースでは、約80の国・地域から参加がありました」とも報告した。

半面、残念な知らせもあった。

「今回のコミケットにおいて、複数のサークルに対する脅迫行為等が発生しています。また、準備会に対する脅迫もあり、既に警視庁東京湾岸署へ被害届を提出、現在も捜査が行われています」

事件の詳細は公表せず

コミックマーケット準備会は、捜査中を理由に事件の詳細は公表していない。ただし、「以前より、この種の脅迫については警察・会場に報告、脅迫を受けたサークルの周囲の巡回強化等必要な措置を講じています」と、対応を済ませていると明らかにした。

大勢の人の楽しみを台無しにする行為は許せないと、Xには脅迫に対する批判が相次いだ。中には、法整備が必要だと主張する人がいた。

一方で、1日15万人を集める巨大イベントにおけるセキュリティー対応の難しさに言及する投稿もあった。

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