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被災1年の能登へ羽田から向かう人たち…「復興へ正念場」「穏やかに過ごせる年に」

読売新聞 / 2025年1月1日 11時11分

能登半島地震で被災した多くの旅館が休業を余儀なくされている和倉温泉街にあり、灯籠などが倒れたままになっている少比古那神社。年明け、参拝者が訪れたが、例年よりも少ないという。神社前では、甘酒や焼き餅などが振る舞われた(1日午前0時1分、石川県七尾市で)=尾賀聡撮影

 能登半島地震から1年となる1日、羽田空港では朝早くから、多くの人が能登行きの便に乗り、被災地へと向かった。

 東京都日野市の自営業の男性(75)は被災地支援のための視察で、石川県輪島市の朝市通り跡地や仮設住宅などを訪問するという。「復興に向けてこの1年が正念場。何が求められているのか、住民の生の声を聞き取って支援に役立てていきたい」と話していた。

 輪島市内に実家がある東京都豊島区の会社員の女性(31)は、被災後に仮設住宅で暮らしている両親に会いに行く。「能登で暮らす人たちが、少しでも穏やかに過ごせる1年であってほしい」と願っていた。

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