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輪島朝市「わじまるしぇ」で香箱ガニみそ汁…にぎわいもボランティア「以前とは別世界、できることなんでもする」

読売新聞 / 2025年1月1日 14時47分

「香箱ガニ」入りのみそ汁を販売するボランティア(1日午前11時54分、輪島市で)=若松花実撮影

 能登半島地震と大規模火災で大きな被害を受けた石川県輪島市の輪島朝市周辺で1日、復興市場「わじまるしぇ」が開かれ、うどんやズワイガニの雌「香箱ガニ」が入ったみそ汁などを求めて地元住民ら多くの人でにぎわった。

 「わじまるしぇ」は、昨年2月頃から毎日行われている。普段は被災した飲食店や和菓子店などが出店しているが、正月はゆっくり休んでもらおうと、30人以上のボランティアが販売を代行した。

 正月休みを使い、妻とがれき撤去などのボランティアに来た神奈川県の会社員の男性(52)は「以前来た時のような朝市の活気はなく、別の世界のようだ。復興も遅い印象があるので、できることはなんでもしたい」と話した。

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