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欠場の東洋大エース梅崎蓮はアキレスけん痛…苦境のなか往路9位と踏ん張る

読売新聞 / 2025年1月2日 21時52分

たすきをつなぐ東洋大4区の岸本遼太郎(左)と5区の宮崎優(2日、小田原中継所で)=佐々木紀明撮影

 2日の箱根駅伝往路は、青学大が2年連続で制した。3区終了時では3位だったが、4区太田(4年)と5区若林(同)が連続区間賞で、一つずつ順位を上げて逆転勝ち。若林は区間新記録を樹立した。中大は1区吉居(3年)に加え、3区本間(2年)も区間賞を獲得し、2位に食い込んだ。5区工藤(2年)が3人を抜いた早大が3位。大学駅伝3冠を目指す国学院大は6位だった。2区で東京国際大のエティーリ(2年)が区間新をマークし、創価大の吉田響(4年)、青学大の黒田朝(3年)も従来の区間記録を上回った。

 東洋大はエース梅崎蓮(4年)がアキレスけん痛で欠場となる苦境の中、9位と踏ん張った。2区緒方(3年)が区間最下位に沈んだものの、4区岸本(3年)が区間3位の好走で7人を抜き、3、5区の1年生も区間1けた順位と力走した。2区での19位からシード圏内まで巻き返し、酒井俊幸監督は「突貫工事のオーダーだったが、よくつないでくれた」とたたえた。

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