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早稲田大が久々に存在感示す3位、「山の名探偵」工藤慎作が2度目の5区を好走…1・2年生コンビ引っ張る

読売新聞 / 2025年1月3日 6時34分

5区を快走し3位でゴールする早大・工藤慎作

 2日の箱根駅伝往路は、青学大が2年連続で制した。3区終了時では3位だったが、4区太田(4年)と5区若林(同)が連続区間賞で、一つずつ順位を上げて逆転勝ち。若林は区間新記録を樹立した。中大は1区吉居(3年)に加え、3区本間(2年)も区間賞を獲得し、2位に食い込んだ。5区工藤(2年)が3人を抜いた早大が3位。大学駅伝3冠を目指す国学院大は6位だった。

復路の上級生へ、大いに刺激

 往路3位と久々に存在感を示した早大は、1、2年生コンビが引っ張った。

 まずは3区の山口竣(1年)が冷静だった。「ロードが強い」と花田勝彦監督に評されるルーキー。11位でたすきを受けると、下り基調の前半は堅実にまとめ、海沿いに出た終盤に力を解き放った。チームを5位に押し上げる区間3位で走り抜いた後、指揮官に「あと30秒くらい(速く)行きたかった」と悔しがった。

 前回5区6位の工藤(2年)は、2年連続の挑戦で成長ぶりを披露した。「中盤以降の失速」を課題とし、体幹強化など地道な体づくりに努めてきた結果、傾斜がきつくなるコース半ばでも力強さを保った。前回から2分41秒もタイムを縮める区間2位の快走に、「これほどスピード感が違う感じで前を抜けると思わなかった」と本人も驚いた。

 「下級生がしっかり走ったのはうれしい材料。復路でもチャンスがあれば一つでも上に行きたい」と花田監督。復路に多く控える上級生へ、大いに刺激を与える2人の活躍だった。(大舘司)

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