ラスベガスのテスラ車爆発、死亡した容疑者の身元判明…陸軍兵士との報道も

１日、米ラスベガスのトランプ・インターナショナル・ホテル・ラスベガス前で爆発後、炎を上げるテスラのＥＶ「サイバートラック」＝Ａｌｃｉｄｅｓ　Ａｎｔｕｎｅｓ提供、ロイター

　【ロサンゼルス＝後藤香代】米西部ネバダ州ラスベガスの「トランプ・インターナショナル・ホテル・ラスベガス」前で１日に発生した車の爆発事件で、車内にいて死亡した運転手は西部コロラド州のマシュー・リベルスバーガー容疑者（３７）と判明した。複数の米メディアが当局者からの情報として報じた。

　ＡＰ通信は２日、リベルスバーガー容疑者について、南部ノースカロライナ州の米陸軍基地で勤務した現役の兵士だったと報じた。

　リベスルバーガー容疑者が運転していた電気自動車（ＥＶ）大手テスラの新型ＥＶ「サイバートラック」には、爆発物が積まれていた。地元メディアによると、コロラド州内のリベルスバーガー容疑者の関係先が、米連邦捜査局（ＦＢＩ）の捜索を受けたという。

　南部ルイジアナ州ニューオーリンズで１日未明に発生したテロ事件の容疑者は退役軍人で、ＦＢＩは両事件の関連性を捜査している。