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青学大は9区に主将の田中悠登、中大は7区に1年生の岡田開成を起用…東大大学院の29歳・古川大晃は学連9区に

読売新聞 / 2025年1月3日 7時53分

一斉に芦ノ湖をスタートする選手たち(昨年の第100回箱根駅伝で)

 箱根駅伝は3日、復路が行われる。午前8時のスタートを前にメンバー変更が発表された。(デジタル編集部)

 2年連続の総合優勝を目指す青山学院大は、9区に23年大会8区で区間5位の実績がある主将・田中悠登(4年)が入った。10区には小河原陽琉(1年)を起用。

 1996年以来29年ぶりの総合優勝なるか注目される中央大は、7区に全日本2区で区間6位の岡田開成(1年)を起用。10区には藤田大智(2年)を投入した。

 2018年大会の3位以来、7年ぶりのトップ3を目指す早稲田大は、7区に1、2年時に連続で5区を走った主将・伊藤大志(4年)が入った。

 2年ぶりの総合優勝を目指す駒沢大は、故障で実戦から離れていた佐藤圭汰(3年)を7区に起用。前回は3区で区間2位ながら青山学院大の太田に競り負け、チームも2季連続の大学駅伝3冠という偉業に手が届かなかったが、昨年1月に5000メートルの室内日本記録13分9秒45を出した。1万メートルでも27分28秒50というそのスピードは大きな武器。回復具合がチームの浮沈を握る。

 9区に全日本5区で区間5位の村上響(2年)、10区には小山翔也(2年)を入れた。

 悲願の総合優勝に向け4年ぶりの往路優勝で弾みをつけたかった創価大。往路5位からの逆襲なるか。10区に前回8区で区間15位の小池莉希(2年)を入れた。

 青山学院大から5分25秒差の往路6位で大学駅伝3冠に黄信号がともった国学院大7区に前回4区で区間4位の辻原(ひかる)(2年)が入った。

 9区には上原琉翔(りゅうと)(3年)を起用。出雲では5区で区間賞を獲得し5年ぶり2度目の優勝への流れを作った。前回箱根5区で区間17位の雪辱を期す。

 前回3位で今回は4位以上を目標に掲げる城西大は、8区岩田真之(3年)、9区に23年大会の8区で区間14位だった桜井優我(3年)が入った。

 往路で8位となり、63年ぶりのシード権獲を射程にとらえた立教大は、前回6区で区間11位の原田颯大(2年)を再び6区に起用。7区に全日本5区で区間10位の小倉史也(3年)、10区永井駿(3年)が入った。

 20年連続シード権獲得を最低目標に、前回の4位以上を目指す東洋大は、7区内堀勇(1年)、8区に出雲3区で区間13位の網本佳悟(3年)を起用した。

 シード権獲得は2018年の4位が最後という日本体育大は10番目のスタート。7区に前回10区で区間6位の住原聡太(4年)、8区に前回8区で区間2位の主将・分須(わけす)尊紀(4年)が入った。

 往路13位からの巻き返しを図る順天堂大は、7区に前回4区で区間8位の吉岡大翔(ひろと)(2年)を投入。8区荒牧琢登(2年)、10区古川達也(2年)が入った。

 前回6区で区間賞の武田和馬(4年)を1区で起用しながら往路16位に沈んだ法政大。6区に湯田陽平兵(ひなた)(2年)が入った。7区に前回1区で区間14位の宮岡幸大(4年)、9区に前回8区で区間9位の清水郁杜(3年)を起用。

関東学生連合は、9区に予選会で個人60位の古川大晃(東大大学院・博士課程4年)を起用。3回目のメンバー入りで「心残りがないように、自分の最高の走りがしたい」と話していたが、選手変更を経て29歳での箱根初出走が決まった。

◆往路・復路で計6人変更可能

 箱根駅伝では往路復路とも当日朝にメンバー変更ができる。1日4人まで、2日間で計6人が上限。正選手と補欠選手の交代のみで、既に区間配置された正選手同士の入れ替えはできない。

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