青学大・野村が激走、2位・中大との差を3分49秒に…駒沢大は中大と18秒差でエース佐藤圭汰へ
読売新聞 / 2025年1月3日 9時8分
箱根駅伝3日、山下りの6区(芦ノ湖~小田原中継所=20・8キロ)で復路がスタートした。(デジタル編集部)
2連覇を目指す青山学院大は前回6区で区間2位だった野村昭夢(4年)を再び起用、昨年同様午前8時に先頭でスタートを切った。
2位中央大の浦田優斗も2年連続の6区登場。前回区間5位だった4年生は1分47秒後に駆け出した。さらに42秒後に3位早稲田大の山崎一吹(2年)が続く。
2年ぶりの王座奪還を目指す駒沢大は1年時に6区区間賞の実績がある伊藤
続いて往路5位の創価大がスタート。前回6区で青山学院大・野村に次ぐ区間3位だった川上翔太(2年)に託す。
青山学院大から5分25秒遅れでスタートしたのが箱根初制覇と6校目の大学駅伝3冠を目指す国学院大。嘉数純平(3年)は昨年11月の全日本1区で野村と競り合い、1秒上回って区間2位だった。
往路8位で、63年ぶりのシード権獲得を目指す立教大は、前回6区で区間11位の原田颯大(2年)。
往路で青山学院大から10分以上差がついた15位・山梨学院大以降は一斉スタートになった。
【経過】
青山学院大の野村は好調な出足。4・8キロの芦之湯で、2位中央大の浦田との差を20秒広げた。トータルで2分7秒差になった。
9キロの小涌園前、野村と浦田のタイム差は2分54秒に拡大。3位早稲田大、4位駒沢大も通過。国学院大・嘉数は城西大・小林に抜かれ7位に後退。
11・9キロ付近、駒沢大・伊藤が早稲田大・山崎を抜き3位に浮上。
野村は軽快なリズムで山を下り続けている。13・4キロの大平台で2位浦田との差を3分20秒に広げた。
15・7キロ付近、早稲田大・山崎が盛り返し、伊藤との3位争いが激しくなっている。
17キロの函嶺洞門、野村は2位中央大との差をさらに18秒広げた。計3分38秒差に。
18キロ過ぎ、3位争いは駒沢大・伊藤に軍配が上がった。
小田原中継所、野村がトップでたすきをつないで倒れ込んだ。タイムは56分47秒で区間記録を更新した。中央大には3分49秒差つけた。
駒沢大・伊藤も快走。2位中央大に18秒差まで迫って、7区についないだ。
4位早稲田大、5位創価大、6位に城西大。国学院大は7位。8位立教大、9位東洋大、10位東京国際大、11位順天堂大。
◆6区の区間記録
館沢亨次(20年・東海大)57分17秒
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