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広島市出身の「原爆乙女」笹森恵子さん死去…カリフォルニア州の自宅で

読売新聞 / 2025年1月3日 22時2分

笹森恵子さん

 【ニューヨーク=山本貴徳】米紙ニューヨーク・タイムズによると、広島市出身で「原爆乙女」の一人として米国で治療を受けた笹森恵子(ささもり・しげこ)さんが昨年12月15日、カリフォルニア州マリナ・デル・レイの自宅で亡くなった。92歳だった。

 笹森さんは1932年生まれ。13歳の時に爆心地から約1・5キロ・メートルの場所で被爆し、顔や上半身に大やけどを負った。

 米国のジャーナリスト、ノーマン・カズンズ氏の呼びかけでケロイド治療のために渡米した。米国で暮らしながら、語り部として原爆の悲惨さと核廃絶を訴える活動を続けた。

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