「ロシアの占領続いてもEU・NATO加盟で真の安全保障確保」…ウクライナ世論調査、64%で最多支持
読売新聞 / 2025年1月4日 11時30分
ロシアの侵略を受けるウクライナの調査研究機関「キーウ国際社会学研究所」が3日公表した世論調査(昨年12月実施)によると、ロシアとの和平案として、「ロシアが東部・南部4州と南部クリミアの支配を続けるものの、ウクライナが欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)に加盟し、真の安全保障を確保する」が最も多い64%の支持を集めた。
この条件を受け入れられないとしたのは21%にとどまった。今月20日に就任する米国のトランプ次期大統領が侵略の早期終結に意欲をみせていることや、東部でウクライナ軍が苦戦している戦況が影響した可能性がある。
世論調査では、「平和のために領土を諦めてもよい」との回答割合が38%で、2022年2月の侵略開始以降で最多となった。昨年10月実施の前回調査から6ポイント上昇した。「いかなる状況でも領土を諦めるべきではない」は7ポイント減の51%で過去最低だった。
この記事に関連するニュース
-
ウクライナでロシア占領の領土を諦める考え広まる、EUとNATO加盟による安全保障が条件…研究機関世論調査
読売新聞 / 2025年1月4日 17時56分
-
NATO加盟で終戦に支持 64%「ロシアの占領続いても」
共同通信 / 2025年1月4日 17時22分
-
ロシア、ウクライナに「もし勝利」でも大損失が確実 地政学・軍事・経済の全てで〝赤字〟
産経ニュース / 2025年1月2日 15時0分
-
ゼレンスキー氏が語った戦争の終わり方、そして日本への感謝 千日超えたウクライナ侵攻、その行方は(後編)
47NEWS / 2024年12月24日 9時30分
-
ゼレンスキー氏、外交的終戦を主張 NATO加盟までの安全保障にも言及
ロイター / 2024年12月10日 2時47分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください