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テスラ車爆発の容疑者、民主党への不満とトランプ氏支持のメッセージ…ニューオーリンズのテロとの関連情報なし

読売新聞 / 2025年1月4日 12時15分

爆発した「サイバートラック」=ラスベガス市警提供

 【ロサンゼルス=後藤香代】米西部ネバダ州ラスベガスで1日起きた電気自動車(EV)大手テスラの「サイバートラック」爆発事件で、ラスベガス市警は3日、米陸軍特殊部隊所属のマシュー・リベルスバーガー容疑者(37)が過去にアフガニスタンなどの戦地へ複数回赴き、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しんでいた可能性が高いと明らかにした。「悲劇的な自殺」との見解も示した。

 車内で見つかった遺体はDNA鑑定で容疑者と確認され、市警は2日、「自爆テロ」との見方を示していたが、軍への聞き取りを踏まえ新たな情報を公表した。米連邦捜査局(FBI)は3日、南部ルイジアナ州ニューオーリンズで1日に起きたテロ事件との関連を裏付ける情報は得られていないと説明した。

 市警幹部は記者会見で「軍や警察の最前線で活躍するヒーローたちは、試練に直面している」と語った。米ABCニュースは米政府高官の話として、「容疑者は過去1年間、精神面のサポートを受けていた」と報じた。容疑者が浮気疑惑を巡り妻と口論になり、12月下旬からコロラド州の自宅に帰らなくなっていたとの情報もあるという。

 市警は3日、容疑者が事件前に自身の携帯電話に残したメッセージも公開した。民主党政権への不満を示す内容やトランプ次期米大統領への支持を表す内容で、「軍人仲間と退役軍人、全ての米国人」に対し、連邦政府や軍からの民主党員の排除に向け、首都ワシントンで連邦政府の建物の占拠を訴えていたという。

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