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テスラ車爆発、容疑者は戦地派遣でPTSDの可能性…市警察「私生活も要因の一つ」

読売新聞 / 2025年1月4日 20時7分

1日、米ラスベガスのトランプ・インターナショナル・ホテル・ラスベガス前で爆発後、炎を上げるテスラのEV「サイバートラック」=Alcides Antunes提供、ロイター

 【ロサンゼルス=後藤香代】米西部ネバダ州ラスベガスで1日に電気自動車(EV)大手テスラの「サイバートラック」が爆発した事件で、ラスベガス市警は3日、車内で見つかった遺体は米陸軍特殊部隊員のマシュー・リベルスバーガー容疑者(37)と確認されたと発表した。戦地派遣で心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患った可能性が高く、市警は「悲劇的な自殺」と結論づけた。

 市警が車内で燃えた携帯電話を解析したところ、容疑者は「失った仲間たちを頭から消し去り、自分が奪った命の重荷から解放される必要があった」とのメッセージを残していたことも分かった。「戦いはもうたくさんだ」とも訴えていた。

 市警は「私生活での問題も(自殺の)要因の一つ」との見解を示した。米ABCニュースは、リベルスバーガー容疑者が妻と不倫疑惑を巡る口論の末、12月下旬から自宅に帰らなかったとする当局者の話を紹介した。

 米連邦捜査局(FBI)は3日、南部ルイジアナ州ニューオーリンズで1日に起きたテロ事件との関連は「証拠がない」として否定した。両事件の容疑者の経歴や行動には共通点が多いが、FBIは「偶然の一致にすぎない」と説明した。

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