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甲斐拓也が抜けた穴はどうなる?人的補償での新加入もあるか ソフトバンク「正捕手争い」の行方

J-CASTニュース / 2025年1月4日 18時0分

甲斐拓也が抜けた穴はどうなる?人的補償での新加入もあるか ソフトバンク「正捕手争い」の行方

福岡ソフトバンクホークスの本拠地・みずほPayPayドーム福岡

2024年シーズン、圧倒的な強さでパ・リーグを制したソフトバンク。だが、オフにはFA権を行使して甲斐拓也が巨人、石川柊太がロッテに移籍した。特に大きな懸案事項が甲斐の抜けた穴だろう。

海野隆司、谷川原健太、嶺井博希がしのぎを削る

甲斐は育成入団からはい上がった苦労人だ。17年から正捕手の座をつかみ、「甲斐キャノン」と呼ばれた強肩と投手の持ち味を引き出す配球術を武器に活躍する。

ベストナインを3度、ゴールデングラブ賞を7度受賞し、17年からパ・リーグ史上初の4年連続日本一に導いた。今オフにFA宣言した際はソフトバンクが慰留に全力を注いだが実らず、新たな扇の要が必要な状況になっている。

ただ、ソフトバンクには甲斐以外にも能力の高い捕手がそろっている。

海野隆司はスチュワート・ジュニア、大関友久が先発登板する際はマスクをかぶる機会が多い。若手成長株の谷川原健太は「強打の捕手」として覚醒の予感を漂わせている。

今季は4試合出場に終わったベテランの嶺井博希もDeNAで正捕手を務めた経験があり、インサイドワークに定評がある。

細川亨の移籍で正捕手をつかんだ甲斐に続くか

スポーツ紙デスクは、「FA移籍した甲斐の人的補償も注目されます」と指摘する。

「巨人が岸田行倫、小林誠司をプロテクト枠から外していたら、獲得に動く可能性があります。捕手以外の選手を獲得した場合は現有戦力で戦えるという手ごたえがあるのでしょう。チームの今後を考えると若手にとっては大きなチャンスです」

甲斐が17年に定位置を奪った時も、前年の16年限りで細川亨が楽天に移籍したことに伴い、当時の工藤公康前監督の決断で正捕手に抜擢された。

ソフトバンクは城島健司(現ソフトバンクチーフベースボールオフィサー)、甲斐、と名捕手たちが育ってきた系譜がある。リーグ連覇に向けて甲斐の人的補償と共に、小久保裕紀監督の起用法が注目される。(中町顕吾)

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