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「ブラタモリ」復活の裏にシニアのひとり旅ブーム 人気の行き先は北海道、京都、沖縄だけじゃない

J-CASTニュース / 2025年1月7日 11時0分

「ブラタモリ」復活の裏にシニアのひとり旅ブーム 人気の行き先は北海道、京都、沖縄だけじゃない

ひとり旅人気が『ブラタモリ』を支えている?

NHKの旅・散歩番組「ブラタモリ」が、この2025年4月に復活する。2024年春にいったんレギュラー放送を終了したが、再開を望む声が強く、24年秋の3夜連続放送してスペシャル版も好評だった。背景に、シニアのひとり旅人気の高まりがあるようだ。

年間40万円近くを旅行に

ソニー生命が50~79歳の男女1000人を対象にアンケート調査した「生活意識」によると、「現在の楽しみ」の1位は男女とも「旅行」だった。この1年で体験してよかったことも、ダントツで「旅行」。そのためにかけた費用は月平均3.2万円で、年間にすると40万円近い。

とりわけ、コロナ禍以後はひとり旅が増えていて、中高年向けの旅行誌 『ノジュール』(JTBパブリッシング)が読者(857人)に聞いたところ、ひとり旅経験者は86.6%にもなる。「誰にも気を使わず自分のペースで楽しめる」「ひとりだからこその没入感と感動を味わえる」「自分の予算に合わせて行動できる」というのが理由だ。

ひとりなら、誰に気兼ねすることなく、奮発して高級旅館でごちそうに舌鼓を打つ贅沢もいいし、ビジネスホテルに泊まって、地元のにぎやかな居酒屋を覗くなんてこともできる。気ままに旅をするなら一人に限るというわけで、それが中高年の旅の新しい楽しみ方に定着して来たらしい。

「ひとり旅」を楽しむ5つのプラン

シニアたちが20代だったころ、大型リュックサックを背負って貧乏旅行するカニ族や女性雑誌を小脇に京都やリゾートに出かけるアンノン族が流行った。この世代は中高年になっても、ひとり旅は得意なのである。

では、ひとりで訪れたいところはどこなのか。1位は北海道、次いで京都。奈良、青森、長野の順番。沖縄も人気だ。

旅先での楽しみは「歴史散策」「温泉」「神社仏閣巡り」など。ブラタモリを自分もやってみようということか。

参考に、JTBが提案している「ひとり旅」を楽しむ5つのプランがある。

(1)週末を使ってゆっくり自分を癒す「ひとり温泉」(2)人混みを避けて行ったことのない土地へ「ひとりドライブ」(3)とことん自分にご褒美する「ひとり旅館」(4)自分のペースでじっくりアートに触れる「ひとり美術館」(5)今年こそは数年ぶりに満喫したい「ひとり海外旅」。

(シニアエディター 関口一喜)

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