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踏切の自殺偽装、3人を再逮捕…顔に殴る蹴るや首を絞める暴行容疑

読売新聞 / 2025年1月8日 11時15分

事件現場の踏切(昨年12月4日、東京都板橋区で)

 元同僚男性を踏切内に立ち入らせて殺害したとして東京都小平市にある塗装会社の社員らが逮捕された事件で、警視庁は8日、板橋区大門、同社社員島畑明仁被告(34)(殺人と監禁罪で起訴)ら男3人を男性への暴行容疑で再逮捕した。3人が2020年頃から男性に日常的に暴行を加えていたとみている。

 ほかに再逮捕されたのは、男性に対する監禁罪で起訴された同社社長佐々木学(39)(小平市栄町)、同社社員岩出篤哉(30)(同市仲町)の両被告。

 発表によると、3人は23年7月12日夜、出張で滞在していた静岡県富士宮市のホテル一室で、同僚だった高野修さん(死亡当時56歳)の顔に殴る蹴るの暴行を加えた上、プロレス技をかけて頭からベッド上にたたき落としたり、首を腕で絞めたりした疑い。一部の被告のスマートフォンに暴行の動画が残されていた。

 高野さんは一時退職した時期を含めて15年2月~23年10月に同社に勤務していた。警視庁は少なくとも20年頃から島畑、佐々木両被告らが高野さんに暴行を繰り返し、給料を支払わずに食事だけを与えるなどの虐待をしていたとみている。

 3人と同社社員野崎俊太被告(39)(殺人と監禁罪で起訴)は23年12月に高野さんを板橋区内の踏切で電車にはねられるように仕向けて死亡させたなどとして、昨年12月に殺人容疑などで逮捕された。佐々木、岩出両被告の殺人容疑は処分保留とされ、警視庁が捜査を続けている。

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