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乗って・飲んで・食べて…列車内で日本酒の飲み比べ、海を見ながらエビの煮物やちらしずしも

読売新聞 / 2025年1月9日 12時45分

日本酒が提供される肥薩おれんじ鉄道(肥薩おれんじ鉄道提供)

 肥薩おれんじ鉄道(本社・熊本県八代市)は3月に、日本酒の飲み比べを車内で楽しめる「日本酒飲み比べ列車」を運行する。日本酒に合う弁当も提供され、お酒と食事を楽しみながら八代海など車窓から見える景色を満喫できる。

 日本酒で地元を盛り上げようと企画したイベントで、熊本市の酒蔵「瑞鷹」の「純米にごり酒」や「純米吟醸酒 銅」など計6種類の日本酒が用意される。瑞鷹の担当者が乗車前に日本酒の説明を行い、乗客はここから最大3種類選んで車内に持ち込む。車内では、津奈木町の「亀萬酒造」の日本酒や、瑞鷹の赤酒を使ったちらしずしや八代海で採れたエビなどの煮物が入った弁当も提供される。

 列車の運行は3月1、2、8、9日の4日間で、八代駅を午後1時18分に出発、鹿児島県の出水駅に午後2時38分に到着する(片道)。料金は7500円で、定員は各日36人。予約は乗車日の10日前まで同社のホームページや予約センター(0996・63・6861)で受け付ける。

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