アイスペースの月着陸船、15日に米国で打ち上げ…日本の民間初の快挙に再挑戦
読売新聞 / 2025年1月9日 23時30分
宇宙新興企業「アイスペース」(東京)は9日、同社の月着陸船「レジリエンス」を15日午後3時11分に米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げると発表した。最短で5月末頃に月に到着し、着陸に成功すれば、日本の民間企業として初めての快挙となる。
着陸船は米スペースXのロケットで打ち上げられ、4か月半後に月の周回軌道に入り、高度約100キロから月面に降下する。着陸後は、探査車「テネシアス」を船内から出し、装備したスコップを遠隔操作して、「レゴリス」と呼ばれる月の砂や石を採取する計画だ。
アイスペースは、採取したレゴリスの所有権を米航空宇宙局(NASA)に譲渡する契約を結んでおり、実現すれば、国内企業が宇宙資源の商取引を行う初の事例になるという。
同社は2023年春、民間企業として世界初の月面着陸に挑戦したが、高度を測定するセンサーが正常に働かずに失敗した。今回は、センサーを機能させるソフトウェアを改良したほか、急な傾斜や岩などが少ない安全な着陸地点を選んだ。
同社はこの日、打ち上げまでの時間を表示したカウントダウン時計をお披露目した。記者会見した袴田武史・最高経営責任者(CEO)は「初の月面探査への挑戦を通じて、世界に興奮を届けたい」と意気込んだ。
この記事に関連するニュース
-
月着陸機、米で15日打ち上げ=「日本の民間初」へ再挑戦―アイスペース
時事通信 / 2025年1月9日 18時2分
-
アイスペースの月着陸機、15日に米国で打ち上げ 日本の民間初の月面着陸に再挑戦へ
産経ニュース / 2025年1月9日 12時1分
-
【速報】日本の宇宙ベンチャー「ispace」 再挑戦となる月着陸船 今月15日に打ち上げへ 月の砂採取成功なら世界初の月資源の商取引になる可能性
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年1月9日 9時32分
-
ispace「HAKUTO-R」ミッション2のマイルストーンを発表 2025年1月中旬にも打ち上げ
sorae.jp / 2024年12月21日 11時38分
-
ispace、「HAKUTO-R」ミッション2に関して宇宙資源法に基づく「宇宙資源の探査及び開発の許可」を内閣府より取得
PR TIMES / 2024年12月17日 18時45分
ランキング
-
1山陽電鉄の踏切で女性2人はねられ死亡…近くに横断歩道、遮断機の内側で信号待ちか
読売新聞 / 2025年1月9日 20時54分
-
2韓国「尹大統領」を逮捕できない捜査当局のお粗末 警察とは足並みが揃わず、ツッコミどころ満載
東洋経済オンライン / 2025年1月9日 18時40分
-
3【江別大学生暴行死】主犯格の18歳男に“酌むべき点は皆無”家庭裁判所が厳しく非難、知人は「中学時代から暴力的、相手を全裸にさせることが趣味」
北海道放送 / 2025年1月9日 20時11分
-
4「首を絞められ胸を触られ…」ベンチャー投資最大手「ジャフコ」で卑劣セクハラが起きていた《被害女性が告発》
文春オンライン / 2025年1月9日 19時0分
-
5「乾燥機に巻き込まれている」寝具のクリーニング工場で作業員の男性が死亡する労災事故 ベルトコンベアーから転落か
RKB毎日放送 / 2025年1月9日 22時41分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください