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みずほ銀行が「アバター接客」実証実験…パネルに接客する社員の顔、柔軟な働き方可能に

読売新聞 / 2025年1月10日 5時0分

 みずほ銀行は、支店でのアバター(分身)による接客の導入を検討する。タッチパネルがついた自走式のロボットを社員がパソコンなどで遠隔操作し、支店を訪れた顧客に対応する。導入が実現すれば、勤務場所にとらわれない社員の柔軟な働き方が可能になる。

 みずほ銀は先月から、ANAグループの「アバターイン」と連携し、実証実験を始めた。ロボットのタッチパネルには接客する社員の顔を映すこともできる。

 実証実験は蒲田支店(東京都大田区)で複数回行う予定だ。ロボットをセミナー会場に設置。支店の別室から社員が遠隔で操作し、顧客を誘導したり、個別の相談に対応したりできるかなどを検証する。

 アバターを使った接客は、人手不足を補う目的で、コンビニエンスストアや飲食店、ホテルなどの業種で導入例がある。

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