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ヨーカドー閉店で消えたクレープ店の味、地元育ちの「シソンヌ」じろうさん全面協力で復活へ

読売新聞 / 2025年1月12日 14時45分

閉店したイトーヨーカドー弘前店

 2024年9月に閉店したイトーヨーカドー弘前店の地下にあった「ポッポ」の人気商品、クレープの味を引き継いだ店舗が2月上旬、青森県弘前市の繁華街・土手町にオープンする。市内で生まれ育ったお笑いコンビ「シソンヌ」のじろうさんが全面的にバックアップし、中三弘前店の閉店などで元気のない土手町商店街を盛り上げる。

 新店舗を開くのは、旧ポッポで43年間パートとして働いていた相馬洋子さんら。中三弘前店近くの「蓬莱広場」隣の空き店舗を改装し、ポッポで人気のあった「チョコバナナ」などクリーム系のメニュー11種類を300~450円程度で販売する。

 再オープンは、じろうさんがサイン会で弘前市内を訪れた際、相馬さんの友人の客から「何とかポッポのクレープを復活できないか」と持ちかけられたことがきっかけ。じろうさんが協力を快諾し、店舗探しなどにも同行した。相馬さんは「新しい店に第二の人生を懸けてみよう」と開店を決心したという。

 新店舗の名前は「クルックー」。イトーヨーカドーのハトのマークと、旧ポッポの名前から、じろうさんがハトの鳴き声にちなんで発案した。

 6日、弘前市役所で桜田宏市長に新店舗開業を報告した相馬さんは「地元に愛された味をどうしても残したかった。当時とほぼ同じレシピで作りたい」と意気込んだ。

 同席したじろうさんは「弘前に帰るたびに土手町を何とかしたいと思ってきた。自分がそうであったように、中高生が通えるような店になってもらいたい」と話していた。

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