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津波被害受けた能登町白丸地区、約30世帯が集団移転を要望…町が宅地整備へ調査

読売新聞 / 2025年1月12日 10時5分

 能登半島地震で津波の被害が出た石川県能登町白丸地区の住民が、集団移転を求める要望書を町に提出した。現在の住民の半数近い約30世帯が200メートルほど離れた高台の畑地を移転先として希望する。町側は宅地整備に向けて、土地の調査などを始める方針だ。

 白丸地区では、地震で最大約5メートルの津波が押し寄せて家屋が損壊したほか、大規模火災も発生した。住民らでつくる「白丸復興住宅推進委員会」は昨年7月以降、集団移転を検討してきた。希望する移転先の周辺には、海抜7メートルほどに位置する指定避難所の公民館のほか、仮設住宅も建てられている。住民には「安心して暮らせる環境を早急に整えてほしい」との声がある。

 町によると、推進委のメンバー4人が10日に町役場を訪れて意向を伝えた。要望書を受け取った大森凡世かずよ町長は「最優先で準備を進めたい」と応じたという。

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