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20歳の節目に晴れ着で「通し矢」、京都・三十三間堂…「自立した大人になりたい」

読売新聞 / 2025年1月12日 18時9分

晴れ着姿で弓の腕前を披露する参加者(12日、京都市東山区の三十三間堂で)=川崎公太撮影

 京都市東山区の国宝・三十三間堂で12日、新春恒例の「大的おおまと全国大会」があり、2024年度に20歳を迎える男女約1600人が晴れ着姿で弓の腕前を競った。

 江戸時代、武士らが全長約120メートルある本堂の軒下で射通した矢の本数を競った「通し矢」にちなむ行事。弓道をたしなむ大学生らが緊張した面持ちで本堂横の会場に並び、約60メートル先の大的(直径1メートル)を狙って次々と矢を放った。京都教育大の2年生(20)は「この舞台に立つため練習を頑張ってきた。自立した大人になりたい」と話した。

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