池袋暴走事故遺族が「娘が生きていれば9歳の誕生日でした」 「無念と苦しみ」のない世の中へ...思いつづる
J-CASTニュース / 2025年1月12日 12時33分
松永拓也さん(2021年2月、公判後の会見より)
妻と娘を失った池袋暴走事故の被害者遺族・松永拓也さんが2025年1月11日、Xを通じて「娘が生きていれば9歳の誕生日でした」と明かし、思いをつづった。
「少なくとも交通事故のような無念と苦しみは、誰にも味わってほしくない」
松永さんは11日、Xで愛娘の誕生時の思い出を「2016年1月11日、娘が私の人差し指を小さな手で握り返してくれたあの日。柔らかく温かい手から、私は『命の尊さ』を教えてもらいました」と振り返った。
添えられた写真には、ベビー服を着て目をつむった赤ちゃんの小さな手が、松永さんの指を握る姿が収められている。もう一枚の写真には、ピンク色のワンピースにピンク色の王冠を被り、3歳の誕生日を祝う娘の姿が写っていた。
松永さんは「2019年4月19日、交通事故によって、その手は硬く冷たくなり、娘は帰らぬ存在となりました」とした。
現在は「関東交通犯罪遺族の会」を通じ、「交通事故が少しでも減る世の中になる為に活動」を続ける松永さんは、
「だからこそ私は活動を続けたい。家族に限らず、すべての命と人生が尊いものだと娘が私に教えてくれたから。彼女の命を通じて得た、大切な気づきです」
と決意を明かした。
「人はいつか必ず死を迎えるけれど、少なくとも交通事故のような無念と苦しみは、誰にも味わってほしくない。皆様がどうか安全に、そして穏やかに人生を全うできますように」
松永さんの言葉には、「涙が出てきました 色んな感情になります」「注意して運転しよう、体調が悪い時はやめようと、松永さんの記事やポストを目にするたびに気が引き締まる」など、松永さんを案じつつ交通安全について改めて考えたとする声が多く寄せられている。
娘が生きていれば9歳の誕生日でした。
— 池袋暴走事故遺族 松永拓也 (@ma_nariko) January 11, 2025
2016年1月11日、娘が私の人差し指を小さな手で握り返してくれたあの日。柔らかく温かい手から、私は「命の尊さ」を教えてもらいました。
2019年4月19日、交通事故によって、その手は硬く冷たくなり、娘は帰らぬ存在となりました。… pic.twitter.com/OMRv2rKdLQ
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