手打ち野球の日本選手権、稲村亜美「スピード感あって楽しい」…基本ルールは一緒で男女混合５人制

自分でトスした球を打つ稲村亜美

　男女混合５人制の手打ち野球「ベースボール５（Ｂ５）」の第２回日本選手権（読売新聞社協賛）が１３日、東京・アリーナ立川立飛で行われ、オープンの部（１５歳以上）で、タレントの稲村亜美が所属する東京ヴェルディ・バンバータが４強入りを果たした。

　昨年１２月の関東ブロック予選を勝ち上がった東京ヴェルディ・バンバータはこの日、１回戦で鹿屋体大を２―０で破り、準決勝ではＧＩＡＮＴＳに１―２で敗れた。

　１回戦ではヒットを放った稲村は「スピード感があって楽しいスポーツ。道具が必要ないので、どこでもできるし、チームメートや対戦相手とも仲良くなれるので、そこに魅了されている」と語る。準決勝敗退には「悔しい」と苦笑いを浮かべたが、この日は２９歳の誕生日で「１勝できたので、いい誕生日だった。いつまでも元気で明るく楽しく頑張っていきたい。競技者としてベースボール５の魅力を伝えられたらいい」と意欲を見せた。

　ベースボール５は、基本的なルールは野球・ソフトボールと一緒で、２１メートル四方のフィールドで行われる。打者は自分でトスした球を素手で打ち、野手も素手で守る。１セット５イニング制で、２セットを先取したチームが勝利する。