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ススキノ切断遺体、精神科医の父親が初公判で無罪主張…「殺害計画が分かったのは事件の後」

読売新聞 / 2025年1月14日 11時36分

札幌地裁

 札幌市ススキノ地区のホテルで2023年7月、頭部を切断された男性(当時62歳)の遺体が見つかった事件で、娘による男性の殺害と遺体の損壊を手助けしたとして、殺人や死体遺棄などの各ほう助罪に問われた父親で精神科医・田村修被告(61)の裁判員裁判の初公判が14日午前、札幌地裁(渡辺史朗裁判長)で始まった。修被告は「(殺害の)計画が分かったのは事件の後のことだった」などと起訴事実を全面否認し、無罪を主張した。

 起訴状によると、娘の瑠奈るな被告(30)(殺人罪などで起訴、公判前整理手続き中)は23年7月1日深夜、ホテル客室で北海道恵庭市の男性を刺殺後、ノコギリで切断した頭部を札幌市内の自宅に持ち帰って損壊を続けた。修被告は瑠奈被告の依頼で事前にノコギリなどを購入し、殺害当日は送迎役を務めたほか、母親の浩子被告(62)(死体遺棄ほう助罪などで公判中)とともに頭部の保管を容認することで娘に協力したとしている。

 札幌地検は昨年3月、半年間の鑑定留置を経て親子3人を起訴。瑠奈被告は現在、地裁の決定で2度目の精神鑑定が行われている。

 修被告の公判は2月18日に結審し、3月12日に判決が言い渡される予定。修被告は公判前整理手続き中に保釈が認められた。

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