パラ・アイスホッケー代表、準決勝で韓国に敗れる…長野で開催中のジャパンチャンピオンシップ

韓国戦でパックを追う伊藤樹（背番号〈１０〉）や鵜飼祥生（背番号㉓）ら日本代表の選手たち

　パラアイスホッケーの国際大会「ジャパンチャンピオンシップ」は１４日、長野市のビッグハットで準決勝が行われ、世界ランキング１０位の日本代表は同５位の韓国代表に０―３で敗れた。

　日本は粘り強い守備で韓国の攻めをしのいでいたが、第２ピリオドに先制されると、第３ピリオドは立ち上がりから２失点した。日本はシュートを１６本放ったが、ゴールを奪うことは出来なかった。ＦＷ伊藤樹は「ただ悔しい。（攻撃の）テンポ感は良かったが、決めきれなかった」と振り返った。

　日本代表は来年のミラノ・コルティナ冬季パラリンピックで、２０１８年平昌（ピョンチャン）大会以来２大会ぶりの本大会出場を目指している。今回のジャパンチャンピオンシップは代表チームの強化を目的に韓国、イタリアを招いて１５日まで実施される。