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富士山など大規模噴火、降灰予測に警報導入を検討へ…有識者が初会合

読売新聞 / 2025年1月14日 20時11分

富士山(静岡県側で、読売ヘリから)

 富士山などでの大規模噴火に備え、気象庁が導入を検討している広域降灰の予測情報について、同庁の有識者検討会の初会合が14日、開かれた。予測情報の内容のほか、重大な災害が起こる可能性がある場合の警報の導入、大規模噴火の発生を伝える情報の新設についても検討し、年度内に報告書をまとめる予定。同庁は数年内の運用開始を目指す。

 気象庁は噴火時、降灰の量やエリアを予測する「降灰予報」を出しているが、量の区分は最大で「1ミリ以上」で、数十センチに及ぶ降灰は想定していない。予測時間も最長6時間先までとなっている。

 広域降灰の予測情報は、富士山などでの大規模噴火を想定。政府の2020年の試算によると、富士山噴火では最悪の場合、火山灰が約3時間後に首都圏に到達。神奈川県や山梨県などで厚さ30センチ以上、都心でも同10センチ程度に達する。

 この日の検討会では、予測情報の内容について、降灰量の区分を「30センチ以上」「3センチ以上」とする案が示された。

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