ドラマ視聴率ピンチ!上位30位までに1本だけ 見ている人は周りに多いのに...謎を解く
J-CASTニュース / 2025年1月14日 15時47分
視聴率だけではわからないドラマ人気
テレビのドラマ人気が復活している。各局ともバラエティー枠をドラマ枠に変更したり、 深夜帯に30分ドラマを新設して、25年冬クールの連ドラは地上波・BS合わせて約40本。かつてはゴールデン・プライム帯(19時~23時)の8割がバラエティーやスポーツ番組だったから、大変な様変わりだ。
ブーム再来といわれながら
ところが、2024年の世帯視聴率・個人視聴率のランキングを見ると、上位30位までに入っているドラマはNHK連続テレビ小説「虎に翼」だけ、他は1本も入っていない。
ブーム再来といわれながら、ドラマが視聴率ランキングの上位に並ばない。これはテレビ視聴の方法が多様化して人気が単純に視聴率に反映されないからだ。
バラエティー、スポーツ、報道番組に比べて、ドラマはリアルタイムで見るだけでなく、録画やTVerなどでの視聴も多い。最近はインターネット接続したテレビも多く、見逃し配信をネットで見るドラマファンが増えた。10~20代のTVerユーザーの過半数が「ドラマはすべてTVerで見る」と回答しているデータもあり、そうした視聴も含め、ドラマは公表されている視聴率よりずっと多くの人に見られている。
ドラマの型が二分化
この視聴スタイルの多様化で、ドラマの二分化が進んでいる。リアルタイム視聴重視の中高年向けと、録画・TVer視聴を狙った若者向けである。メディアリサーチ会社のアナリストによると、「リアルタイム型」は1話完結の刑事もの、医者ものなど職業ドラマやミステリー、「録画・配信型」は恋愛ものや家族 と一緒に見にくい不倫もの、(元)アイドル主演ものが多いという。
25年冬のドラマでは、「119エマージェンシーコール」(フジテレビ系)、「御上先生」(TBS系)、「東京サラダボウル」(NHK)、「相棒」(テレビ朝日系)などがリアルタイム型。「僕のあざとい元カノ」(テレ朝系)、「アンサンブル」(日本テレビ系)、「財閥復讐」(テレビ東京系)、「日本一の最低男」(フジ系)などが録画・配信型ということだろうか。
それぞれの視聴率はどうなるか、注目である。
(シニアエディター 関口一喜)
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