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12月の米消費者物価2・9%上昇、3か月連続で伸び加速…FRBは利下げペース緩める方向

読売新聞 / 2025年1月15日 23時11分

記者会見するFRBのパウエル議長(昨年12月18日、ワシントンで)=田中宏幸撮影

 【ワシントン=田中宏幸】米労働省が15日発表した2024年12月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比2・9%だった。3か月連続で伸びが加速し、インフレ(物価上昇)の根強さが示された。

 車社会の米国で生活必需品のガソリンは3・4%下落し、7か月連続でマイナスとなった。食品は2・5%上昇と2か月連続で伸びが加速した。

 変動が大きい食品とエネルギーを除いた指数は3・2%となり、前月に比べて伸びが鈍化した。

 米連邦準備制度理事会(FRB)は昨年12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を0・25%引き下げ、25年の想定利下げ回数は従来の4回から2回に減少した。FRBは、トランプ次期米政権が掲げる関税の引き上げや不法移民対策の強化などの政策が、インフレを再燃させることを警戒している。今後は利下げのペースを緩め、慎重に政策を判断する見通しだ。

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