東京・桐朋高の森井、アスレチックスとマイナー契約…米国で「二刀流」に挑戦する意向

　【ニューヨーク＝平沢祐】米大リーグのアスレチックスは１５日、東京・桐朋高３年の森井翔太郎選手（１８）とマイナー契約を結ぶことで合意したと発表した。森井選手は高校通算４５本塁打を記録し、投げては最速１５３キロを誇る右投げ左打ちの「二刀流」。関係者によると、米国でも二刀流に挑戦する意向という。

　東京都出身。桐朋高では控え投手で、守備では主に遊撃手だった。昨夏の西東京大会は初戦の２回戦で敗退。プロ野球のドラフト会議で指名があった場合は辞退する考えだったという。

　アスレチックスは昨季までカリフォルニア州オークランドを本拠地としていたが、２０２８年にネバダ州ラスベガスへ移転することが決まっている。２５～２７年シーズンはカリフォルニア州サクラメントを本拠地とする。９度のワールドシリーズ制覇を誇り、日本人選手では松井秀喜らが所属した。