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ガザ停戦合意、バイデン大統領「中東の良い未来のための機会」と歓迎…トランプ氏は自身の再選の成果と強調

読売新聞 / 2025年1月16日 13時27分

15日夜、ガザで停戦合意の発表を受け、喜ぶ若者ら

 【ワシントン=池田慶太】パレスチナ自治区ガザを巡るイスラエルとイスラム主義組織ハマスの停戦合意の成立について、米国のバイデン大統領は15日、ホワイトハウスで演説し、「中東のより良い未来のための真の機会だ」と歓迎した。同日夜に大統領執務室から行った退任演説でも合意の重要性に触れ、20日に発足するトランプ次期政権に引き継ぐ考えを強調した。

 バイデン氏は演説で、「この合意への道のりは容易ではなかった。何十年も外交政策に携わってきたが、今まで経験した中で最も厳しい交渉の一つだった」と振り返った。合意の下地となった停戦案はバイデン政権が大枠を作り、昨年5月にバイデン氏が自ら公表した経緯がある。

 退任演説では、「この計画は私のチームが立案、交渉したものだが、次期政権がその大部分を実施することになる。だからこそ私は次期政権に十分な情報を提供するよう命じた」と述べ、次期政権のチームと緊密に連携したと明らかにした。

 一方、トランプ次期大統領は15日、自身のSNSに「この壮大な停戦合意は、昨年11月の(大統領選での)歴史的勝利の結果としてのみ実現することができた」と投稿し、自身の返り咲きがもたらした成果だと強調した。

 トランプ氏は、20日の就任までに人質を解放するようハマスに圧力をかけていた。今後については、「ガザが二度とテロリストにとっての安全な場所にならないよう、イスラエルや同盟国と緊密に協力し続ける」と述べた。

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