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韓国大統領が16日の取り調べ拒否の方針…「昨日十分に話した」と弁護団、公捜庁は「供述拒否」明らかに

読売新聞 / 2025年1月16日 12時57分

尹大統領=AP

 【ソウル=依田和彩】内乱容疑で拘束された韓国の尹錫悦ユンソンニョル大統領について、高位公職者犯罪捜査庁(公捜庁)は15日に引き続き、16日も午前中から取り調べを行う予定だったが、尹氏は応じない方針を示し、抵抗する構えを見せている。

 聯合ニュースは16日朝、尹氏側が体調不良を理由に、取り調べの再開を午後に延期するよう申し出たと伝えた。その後、韓国メディアは、尹氏は「16日の取り調べには応じない方針だ」と一斉に報じた。

 尹氏の弁護団は取材に対し、「大統領は昨日十分に話をしたので、これ以上取り調べを受けることはない」と答えた。ただ、公捜庁は15日、尹氏が供述を拒否していると明らかにしている。

 公捜庁や警察などの合同捜査本部は15日午前、尹氏の拘束令状を執行。尹氏はソウル市内の大統領公邸からソウル近郊・京畿道キョンギド果川クァチョン市にある公捜庁に移送され、夜まで取り調べを受けた後、ソウル拘置所に移された。

 公捜庁は令状を執行してから48時間以内に、より長期の身柄拘束が可能になる逮捕状を裁判所に請求するかどうかを判断する。

 ただ、尹氏側は15日、拘束が適切だったかどうかの判断を求める適否審査をソウル中央地裁に請求した。地裁は16日午後5時から審査を行うとしている。

 公捜庁によると、同庁が拘束が適切だったと主張する捜査関係書類を地裁に提出し、地裁がその書類を正式に受け付けた時点で、尹氏の拘束時間の計測は一度停止されるという。

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