「頂き女子りりちゃん」側の上告棄却、懲役８年６月・罰金８００万円の判決確定へ

最高裁

　「頂き女子りりちゃん」と名乗り、男性３人から計約１億５５００万円をだまし取ったなどとして詐欺罪などに問われた渡辺真衣被告（２６）について、最高裁第３小法廷（宇賀克也裁判長）は１４日付の決定で被告側の上告を棄却した。懲役８年６月、罰金８００万円とした２審・名古屋高裁の判決が確定する。

　２審判決によると、渡辺被告は恋愛感情を利用し、男性３人から計約１億５５００万円をだまし取ったほか、だます方法をまとめたマニュアルを別の女に販売して金を詐取する手助けをするなどした。