井上尚弥杯で優勝、茨城の１５歳が世界へ意気込み…「オリンピックと世界王者目指す」

橋本町長（右）を訪問した大里拳輝君（中央）と父和則さん（１６日、境町役場で）

　ボクシングの大会で活躍を続ける茨城県境町立境一中３年の大里拳輝（げんき）君（１５）が１６日、橋本正裕町長を表敬訪問し、世界に向けての意気込みを語った。

　拳輝君は２歳の頃から、父の和則さん（５２）が町内で経営するジムで遊びでボクシングをやっていた。本格的に練習を始めたのは小学１年になってからという。

　２０２３年９月に東京都内で開かれた「ジュニア・チャンピオンズリーグ全国大会」のＵ１５男子５５キロ級、２４年９月の同６０キロ級で連続優勝した。日中韓３か国の選手が戦った今月１２日の「第１回井上尚弥杯ジュニア・チャンピオンズリーグ国際親善大会」（東京・後楽園ホール）でも５７・５キロ級を制した。

　この日、両親と町役場を訪れた拳輝君は「オリンピックを目標にし、その後はプロで世界チャンピオンを目指したい」と話した。