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読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄氏、正三位に…林官房長官「球界発展に大きな役割」

読売新聞 / 2025年1月17日 11時39分

渡辺恒雄主筆

 政府は17日午前の閣議で、昨年12月19日に98歳で死去した読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄氏を正三位に叙することを決定した。

 林官房長官は記者会見で、功績全体を総合的に評価して決めたと説明した上で、渡辺氏の功績について、「政治部記者として活躍し、社長として経営面でも成果を上げた。スポーツの分野でも、プロ野球の読売ジャイアンツのオーナーとして球界発展に大きな役割を果たした」などと述べた。

 叙位は天皇の国事行為として行われる栄典の一つで、国家・公共に功績のあった人物が亡くなった際、生前の栄誉を表彰し、追悼の意を表すもの。過去の正三位には、閣僚経験者らのほか、元東京都知事で作家の石原慎太郎氏(2022年)やノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊氏(20年)らの例がある。読売新聞社代表取締役名誉会長の務台光雄氏も1991年に正三位に叙されている。

 渡辺氏は50年に読売新聞社に入社後、ワシントン支局長、政治部長などを経て、91年に代表取締役社長・主筆に就任。2016年からグループ本社代表取締役主筆を務めた。生前の08年の秋の叙勲では旭日大綬章を受章している。

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