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成層圏での「宇宙遊覧」、初の商業フライトを4~6月に実施へ…ガス気球で高度20km以上に

読売新聞 / 2025年1月17日 21時49分

試験飛行で高度20キロ・メートル以上の成層圏に到達した岩谷技研の気球=岩谷技研提供撮影

 成層圏まで飛ばした気球から宇宙空間を見渡す「宇宙遊覧」の事業化を目指すベンチャー企業「岩谷技研」(北海道江別市)は、最初の商業運行を今年4~6月に実施すると発表した。同社は「気球による『宇宙遊覧』の商業フライトは世界初になる」としている。

 同社は、ポリエチレン製のガス気球を高度20キロ・メートル以上の成層圏まで飛ばし、気密性の高い球体のキャビン(直径約1・7メートル、2人乗り)から窓越しに宇宙を眺める旅行を企画している。

 昨年7月には試験飛行で高度約20キロ・メートルまで到達することに成功しており、早くて春頃から乗客を乗せた最初の運行に臨む予定だ。

 宇宙遊覧の価格は2023年の募集時で1人約2400万円だが、将来は数百万円での運行も目指している。事業化に向け、技術開発などで日本航空(JAL)との連携も進めるという。

 岩谷技研は初フライトを記念し、最初の宇宙遊覧に使う気球の名称の公募も始めた。締め切りは3月9日。詳細は、同社の特設HP(https://open-universe-project.jp/challenge/)。

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