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イスラエル政府、ガザ停戦合意を承認…19日に発効し人質解放始まる見通し

読売新聞 / 2025年1月18日 11時2分

イスラエルのネタニヤフ首相=ロイター

 【エルサレム=浅野友美】パレスチナ自治区ガザの停戦と人質解放を巡り、イスラエル首相府は18日、イスラム主義組織ハマスとの合意を承認したと発表した。42日間停戦する合意は19日に発効し、人質33人の解放が始まる見通しだ。

 イスラエル政府の承認手続きには、重要閣僚が出席する治安閣議と通常の閣議の2段階がある。17日に治安閣議で承認されたが、連立政権の一角を担う極右政党「ユダヤの力」を率いるイタマル・ベングビール国家治安相は、合意が承認されれば政権を離脱する方針を表明していた。

 地元紙エルサレム・ポストによると、通常の閣議は18日未明の合意承認まで約7時間開かれた。採決では24人が賛成し、8人が反対したという。米CNNは17日、ベンヤミン・ネタニヤフ首相が治安閣議で「ハマスが合意に違反すれば、イスラエルは戦闘を再開できる。その保証を米国から得た」と述べたと報じており、恒久停戦につながるかは依然不透明だ。

 CNNによると、発効初日の19日に解放される人質は3人となる見込みだ。人質解放と引き換えにイスラエルは収監中のパレスチナ人を釈放する。イスラエル法務省は17日、釈放予定者95人のリストを公表した。

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