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高梨沙羅、W杯8位で「核心見えてきた」…地元ファンをK点超えジャンプで沸かせる

読売新聞 / 2025年1月19日 18時35分

日本勢最高の8位だった高梨沙羅の1回目の飛躍(19日)=大石健登撮影

 ノルディックスキー・ワールドカップ(W杯)ジャンプ女子札幌大会(19日・札幌大倉山=HS137メートル、K点123メートル)――個人第11戦が行われ、高梨沙羅(クラレ)が116メートル、127メートル50を飛び、合計205・7点で日本勢最高の8位に入った。伊藤有希(土屋ホーム)は180・9点で15位、丸山希(北野建設)は180・5点で16位。アイリンマリア・クバンダル(ノルウェー)が248・4点で今季初勝利、W杯通算5勝目を挙げた。

 会場がどよめいた。2回目、踏み切りから勢いよく飛び出した高梨がぐんぐんと距離を伸ばし、K点越えの127メートル50で地元ファンを沸かせた。「ビッグジャンプを見せたかったので良かった」と安堵あんどの表情だ。

 116メートルと不発だった1回目から、修正する力がある。「スタート時に乗り遅れた感があった。2回目はうまく乗れた」。アプローチで重心を落とすタイミングがずれた前日の反省も生かし、個人戦で今季2度目の一桁順位に入った。

 開幕から苦戦が続いた中、ここに来てようやく復調の光が差してきた。滑りや姿勢の細部を映像で確認し、陸上トレーニングでも修正を重ねた先に、「核心を突いたものが見えてきている」との手応えがある。

 最大のテーマに掲げるテレマークには課題を残しつつ、得たものは大きい。札幌での2戦を「自信になった」と締めくくった。

(福井浩介)

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