1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

「さいよ」「にしよ」ではない西予市、堀田茜さんに「せいよ」知名度アップ託す…「日本一長い廊下」雑巾がけレース

読売新聞 / 2025年1月20日 7時35分

堀田さんを起用した観光プロモーションを説明する管家市長(昨年12月、愛媛県西予市で)=市提供

 愛媛県西予市は、初の観光PR大使「せいよスペシャルアンバサダー」に、モデルや女優として活躍する堀田茜さん(32)を起用した。市によると、旧5町の合併で新市となってから今年度で20年になったが、いまだに市名を「さいよ」「にしよ」と読み間違われるという。市は「セイ、いっぱい! 西予市」をキャッチコピーに、「せいよ」の知名度アップや観光誘客を図る。(斎藤剛)

 堀田さんはテレビのバラエティー番組やドラマにも出演し、幅広く活動。東京都出身だが、父が同市出身で幼い頃から訪れる「第2のふるさと」だという。

 堀田さんを起用した観光プロモーションは昨年12月に始まり、インターネット上に特設サイト(https://www.city.seiyo.ehime.jp/section/seiippai/)を開設した。「清(セイ)な自然」「盛(セイ)な食」「勢(セイ)なアクティビティー」など、セイのつく漢字ごとに市の魅力を写真で紹介。堀田さんも顔出しパネルで登場し、新鮮な魚やミカン、四国カルストの星などを取り上げている。

 朝日放送の旅情報ウェブサービス「旅サラダPLUS」と連携し、堀田さんが市内の観光スポットを体感した動画や記事も公開している。同市宇和町では、田んぼに展示されている「わらマンモス」や、一面がこけに覆われた林間にあるカフェ「こけむしろ」などを訪問。宇和米博物館(旧宇和町小学校)では、現存する木造校舎としては日本一長い全長109メートルの廊下で雑巾がけレースに挑戦した。

 また、昨年12月18日~今年1月7日には、東京メトロ丸ノ内線・池袋駅に西予市をPRする堀田さんのポスターも掲示した。

 堀田さんは「撮影で久々に西予市に帰り、いろんなアクティビティーに挑戦し、おいしい食もいただき、改めてすてきな場所だなと実感した。多くの人に魅力を届けられるようにアンバサダーとして頑張ります」とコメント。管家一夫市長は「堀田さんの全国的な知名度と好感度でもって、市民の励みとなるような事業になることを期待している」と話している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください