大寒なのに北海道・東北の１２地点で１月の観測史上最高…東京都心は１３・７度、北海道占冠村は前日より２６・５度上昇

気象庁

　一年で最も寒いといわれる「大寒」を迎えた２０日、全国的に３～４月並みの気温を観測した。北海道占冠村では、午前７時時点の気温が、前日の氷点下２４・９度から２６・５度上昇し、１・６度まで上がった。

　そのほか、釧路市中徹別で９・０度、別海町で８・４度、宮城県女川町でも１３・３度を観測するなど、北海道や東北の１２地点で１月として観測史上最高気温を更新した。東京都心でも３月中旬並みの１３・７度を観測した。

　気象庁によると、冬型の気圧配置がゆるみ、暖かい空気が南から入りやすくなったため。２１日以降は冬型の気圧配置に戻るため、気温は再び下がる見込みだという。