1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

能登半島地震で隆起した海岸に公営住宅、住民の要望で建設へ…8・2mの津波想定でかさ上げ検討

読売新聞 / 2025年1月20日 19時50分

国道249号の逢坂トンネル周辺で、隆起した海岸に整備された迂回路(昨年12月20日、石川県珠洲市で)=帖地洸平撮影

 石川県珠洲市と国土交通省は、能登半島地震で隆起した同市仁江町の海岸を災害公営住宅の建設候補地とする考えを明らかにした。ただ、最大8・2メートルの津波が想定されており、今後、津波対策や道路の整備などとともに検討を進める。19日に同市役所で開かれた説明会で住民に伝えた。

 仁江地区は昨年元日の地震で大規模な土砂崩れが発生。2次災害の危険などから自宅に長期間住めないと見込まれる「長期避難世帯」に23世帯が認定され、いずれも地区外に避難している。地区には建設に適した場所がなく、住民は昨年7月から隆起した海岸に災害公営住宅を整備するよう市などに要望を続けていた。

 説明会には15世帯20人が出席。市は土地や護岸のかさ上げなどを検討すると説明した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください