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試合時間のほとんどを氷上で…最後までパック追いかけた1年生「プレーで見せていける先輩に」と誓う

読売新聞 / 2025年1月21日 20時56分

岩手 民谷徠音選手(1年)

 冬の全国高校総体(インターハイ=全国高体連など主催、読売新聞社共催)は21日、横浜市でフィギュアスケート選手権大会の女子予選B組と男子予選、盛岡市でスピードスケート選手権大会の男女1500メートルと500メートル、男子1万メートル、北海道苫小牧市でアイスホッケー選手権大会の1回戦が行われた。アイスホッケーは岩手が釧路連合(北海道)に敗れて初戦敗退した。

釧路連合(北海道) 13―2 岩手(岩手)

最後まで全力 民谷徠音選手 (岩手1年)

 計60分間の試合時間のほとんどをプレーし、満身創痍そういの状態。試合終了のアラームとともに、膝から氷上に崩れ落ちた。

 小学5年の時に競技を始めた。中学3年には県選抜にも選ばれた。4人いた同級生は北海道や青森の強豪校に進んだが、地元に残った。「試合に出られる環境でプレーしたかった」と振り返る。

 この日の相手は北海道の合同チーム。お互い人数不足とはいえ、実力差を痛感した。第3ピリオドでは右脚をつって一度はベンチに退いたが、痛みに耐えてリンクに戻り、最後までパックを追いかけた。

 高校入学前から岩手の練習に参加し、特に3年生の2人にはかわいがってもらった。「もう一緒に試合ができないのは残念。これからはプレーで見せていける先輩になる」と誓った。(鍜冶明日翔)

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