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図柄入り「ご当地ナンバープレート」増える 十勝、日光、江戸川、安曇野、南信州...注目のデザインは

J-CASTニュース / 2025年1月21日 12時0分

図柄入り「ご当地ナンバープレート」増える 十勝、日光、江戸川、安曇野、南信州...注目のデザインは

十勝ナンバーのデザイン(画像は国土交通省より)

国土交通省は2025年1月17日、自動車の新たな地方版図柄入り「ご当地ナンバープレート」として、十勝(北海道)、日光(栃木)、江戸川(東京)、安曇野(長野)、南信州(長野)の五つを追加導入すると発表した。いずれも地域の風景や観光資源をデザインしており、地域の魅力を全国に発信するのが狙いだ。

4月ごろから事前申し込みを開始し、5月ごろから交付を始める。交付手数料は3月ごろに公表する。

1000円以上寄付でフルカラー版

現在は、十勝は帯広ナンバー、日光は宇都宮ナンバーだった。江戸川は足立ナンバー、安曇野と南信州は松本ナンバーである。いずれも観光地として馴染みのある地名で、ご当地ナンバーを申請した自治体のイメージアップにつながりそうだ。

交付手数料のほかに1000円以上を寄付するとフルカラー版を選択することができる。この寄付金は「導入地域の地域交通のサービス改善や観光振興などに充てる」という。寄付金がない場合、ご当地ナンバーはモノトーン版となる。

日光ナンバーは世界遺産図柄

新たに誕生する日光のナンバープレートのデザインは、世界遺産・日光東照宮の陽明門や、しめ縄をあしらっている。南信州は進物用の包み紙などを結ぶのに使う水引によって、南アルプスを表現したという。

ご当地ナンバーは「走る広告塔」とも呼ばれ、国交省が町おこしや観光振興のため2006年に始めた。経済圏などが同じ複数の自治体が都道府県を通じて国交省に要望することになっている。

ご当地ナンバーとして要望する地名は「全国的に認知され、読みやすく、覚えやすいもの」に限られる。漢字2文字が原則で、やむを得ない場合は「漢字またはひろがな」で、最大で4文字まで。ローマ字は禁止だ。

現在の地方版図柄入りナンバープレートは2018年に始まった。導入したのは今回の五つを含めて78地域となった。図柄入りのご当地ナンバーは話題が多く、町おこしのため、今後も全国で増加が見込まれている。

(ジャーナリスト 岩城諒 )

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