「十分なファクトチェックもせず拙速に発信してしまった」 東国原英夫、死去した元兵庫県議めぐる発言を謝罪
J-CASTニュース / 2025年1月21日 19時0分
東国原英夫氏(2016年撮影)
元宮崎県知事の東国原英夫氏(67)が2025年1月20日、兵庫県・斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを告発した文書を調査する百条委員会の委員を務めていた、元兵庫県議の竹内英明さんが死去したことに関する自身の投稿について、「真偽不明の一部の情報」を発信してしまったとXで謝罪した。
「深く反省し謝罪をさせて頂きます」
竹内さんの死去をめぐっては、「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首のX投稿などが波紋を広げていた。「竹内元県議は、昨年9月ごろから兵庫県警からの継続的な任意の取り調べを受けていました」などと書き込んでいた(1月20日までに投稿を削除)。
立花氏の主張をめぐっては、産経新聞が19日、「立花孝志氏『逮捕が怖くて命絶った』と投稿も兵庫県警は完全否定」と報じた。県警の村井紀之本部長も20日の県議会警察常任委員会の答弁で、任意での事情聴取や逮捕の予定を否定。これを受け、立花氏は20日、一連の発言をめぐる謝罪と訂正を行った。
東国原氏も、立花氏の死去に関する見解をXで発信していた。「死に至る直接の理由はご本人しか分からないが、竹内議員は百条委員会で数々の疑惑が指摘されていた事も事実。警察から事情聴取もされていたと聞く」と投稿していた(20日までに投稿を削除)。
この投稿に対する批判に対して、東国原氏は20日朝、「大変申し訳有りませんでした」とXで謝罪。「・浴衣祭りのおねだりの件 ・百条委員会の事前調査の件 ・元県民局長の奥様のメールの件等に関する疑惑がこれまで一部で指摘されていましたものですから」と説明した上で、改めて謝意を伝えた。
その後、立花氏の謝罪を報じた記事を引用した東国原氏は20日夜、「自分も真偽不明の一部の情報を十分なファクトチェックもせず拙速に発信してしまった事を深く反省し謝罪をさせて頂きます」とXでお詫びした。
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